明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年6月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果だったようです。　ＮＹダウは何度かプラスになる場面もありましたが、結果としてギリシアの選挙結果は先に折り込まれていたようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は８７００円を下回って寄り付きました。　寄り付き直後は少し上下に振れましたが、その後は８６８０円を中心とした狭いエリアでのもみ合いが続きます。

　午後も何の動きも無く、午前と同じところでの横ばいが続きます。

　相場が動いたのは２時頃の事でした。　方向は下です。　右肩下がりの株価は８６２０円まで下げ、引けにかけて少し反発、大引けは８６５０まで戻しました。

　ギリシアがどうなろうと、「アメリカは関係ないよ」と言うような結果だったようです。　気にしている第３者は日本だけなのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でした。　ＮＹダウは下落しましたが、チャート的にはその前の２日間の利食いに押されたような感じです。　これで流れが下を向いたと言うような下げ方では無いと思います。　この辺りで少しもむかも知れませんが、もみ合い後の再上昇に期待したいところです。

　一方日経平均株価は本日の下げで昨日空けた窓を埋める動きになりました。　本日下げるには下げたのですが、５日移動平均線が２５日移動平均線を下から上に抜き、俗に言うミニゴールデンクロスが完成しました。　２５日移動平均線はまだ下を向いていますので、強さを感じるほどでは有りませんが、下げ相場が上げ相場に変わる為の一歩を踏み出しているようです。　出来高が少ない事が気になりますが、株価が上がれば自然と増えて行くと思いたいものです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ギリシアと言う売りの口実は無くなり、一旦落ち着いた流れとなりそうです。　トレンドは上です。

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