明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年6月15日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは直近の高値を抜き、強い動きとなっています。　ギリシアの再選挙を前に意外な強さです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は８６００円を超えて寄り付きます。　ＮＹダウにつられた高い始まりだったのですが、日経平均先物は正直です。　すぐに値を消し一気にマイナス圏に沈んでしまいました。　今日はどんどん買い進めるような日ではありません。

　かといってどんどん売り込めるのかと言うとそうでもなく、様子見と言うのが正しい状況です。

　午後はもう一度８６００円を超えますが、寄り付き直後の高値にはとどかず、その後は再度マイナス圏での推移となりました。

　引けにかけても大きく動く事は無く、大引けは１０円安、現物の日経平均株価はプラスだったのですが、１円にも満たないプラスでした。　今日はNeutralと言うことです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線をはっきり抜いてきました。　２５日移動平均線はまだ下を向いていますが、今の位置をキープすれば上向きになるのは時間の問題です。　でも、ギリシアの選挙は気にならないのでしょうか？　どっちに転んでも折り込み済みと言う事なのでしょうか？

　一方日経平均株価は、明らかにギリシアを気にしているようです。　方向性も無く、出来高も少なく、私自身も見ているだけの一日でした。　分からないときはやらないと言うのが私のスタンスなので、居眠りの連続でした。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、ギリシアの選挙結果しだいなのでお休みします。　でも、多少の乱高下はあってもギリシア問題は折り込み済みで、その後は上を目指すと思いたいものです。

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