明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年6月11日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　寄り付き直後は安かったのですが、しだいに買いが優勢となり、右肩上がりの強い展開だったようです。　為替も円安方向に動きました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は先週末のＳＱ値８６１３.４０円を上回って寄り付きました。　その後少しもみ合いますが、１０時前には８６５０円（本日の高値）まで上昇しました。

　午後は８６００円付近でもみ合う展開が続きます。　１時過ぎに危うい場面もありましたが、２時台には８６００円を上回るレベルをキープし、大引けは８６１０円でした。

　出来高が少なかった事が気になりますが、週末の大きな下げを取り消した形です。　大きく下げた後、早い時期に戻した場合、下げた事が間違っていたとよく言われます。　株価が間違っていたということは、トレンドが上を向いたと考えるべきかも知れません。

　日経平均のトレンドを確認する為の新しい指標（投資手法）を現在実験中です。　どのくらいの精度なのか今のところ未知数なのですが、７日にトレンド転換のシグナルが出ていました。　先週末に下げましたがシグナルは消えていません。　ある程度の精度が確認できた段階で、紹介できると思います。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　ギリシア、イタリアなどの問題は折り込み済みとなったのでしょうか？　１７日にギリシアの選挙がありますので、それまでは下げたときの言い訳に使われるかも知れませんが、何となく選挙は単なるイベントに思えてきました。

　一方日経平均株価も為替や米国市場に支えられ、強くなってきました。　衆議院では社会保障と税の一体改革特別委員会質疑が行われているようですが、株価にはあまり影響が無いようです。　私たちの生活には、ギリシアやイタリアよりも大事だと思うのですが・・・。

　明日の日経平均株価予想は、続伸予想です。　世界的に株が上昇しそうです。　世界一弱かった日本市場にも、やっと陽が差してきた感じです。　２５日移動平均線まであと少しです。

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