明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年6月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　一方的に売られたと言うよりは、一進一退相場だった事から、雇用統計を前に動けないと言うのが正直なところだったと思います。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりとなりました。　対ドル対ユーロ共に円高となったことが大きく影響しているようです。　その後は概ね横ばいで、様子見ムードの強い動きです。

　午後は一段安となりますが、売り込まれるとか投げが出ていると言う動きではなく、ポジション調整の売りが出て、後は横ばいの動きと言ったほうが説明がつきそうです。

　引けにかけても動きは無く、大引けは８４２０円の安値引けとなってしまいました。

　４月・５月と下げ続け、騰落レシオも２２日間低迷しています。　そろそろ反転して欲しいのですが、今のところ何ともならない状況です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは結果として下落しました。　ＮＹダウ・ナスダック共に安値を割り込んだ訳では有りませんので、真っ暗と言う事でもなさそうです。　今夜発表される雇用統計で今後の方向性が出てきそうです。　反発の動きとなるのか？　奈落の底に落ちるのか？　今夜答えが出てきそうです。

　一方日経平均株価は安値を更新してしまい、下げトレンドは継続中です。　欧米の情勢や為替の円高が響いていると言っても、日本は震源地では有りません。　それなのにこんなに下げていると言う事は、政治のゴタゴタも影響していると考えるべきかも知れませんね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、お休みします。　いつものように雇用統計前ですので動きが読めません。　ちなみに米労働省が昨日発表した新規失業保険週間申請件数は４週連続で増加し、５月のＡＤＰ民間雇用者数は予想より小幅な伸びにとどまったと言うことです。　今夜の雇用統計がどうなるか？　気になります。

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