明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年5月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　寄り付きから勢い良く上昇し、途中だれる場面を挟み、引けにかけて再度堅調な右肩上がりとなりました。　欲を言えばもう少し値幅が欲しかったところです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は何故か１０円安く寄り付きました。　ギリシャ？　スペイン？　中国？　ロイターのニュースサイトにはユーロ安警戒などと書かれていました。

　その後日経平均先物は売り優勢となり、８５６０円まで売られました。

　午後は安値圏でもみ合いながらも少しずつ下値を切り上げる動きに変わります。　昨日も午後は高くなったことから午前の早い段階で売り切っているような感じです。

　引けにかけて８６００円を上回り、大引けも何とか８６００円台をキープして終わる事ができました。

　日経平均先物の５日移動平均線は８６００円ですので、辛うじてそれを上回ったと言う結果でした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、チャート的には直近の高値を抜き、弱いながらも少し上を見出したのかな？　と言うような印象です。　しかし、あさってには雇用統計が控えていますので、それを通過しないと方向性が決められないと言うのが本音だと思います。

　一方日経平均株価も５日移動平均線を上回って引けましたが、何となくすっきりしませんね。　今日、勢い良く上昇してくれていたら「トレンド転換」と書きたかったのですが、今日のところはオアズケです。

　明日の日経平均株価予想は、小幅下落を予想します。　米国株は雇用統計を控えている事から、上げた分は元に戻りそうです。　昨日は上昇しましたが、日中の動きを見ていると、まだまだ売り圧力が強そうな気がします。　相場がどちらかに動くのはイベント通過後になりそうです。

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