明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年5月14日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で、まちまちの結果となっていました。　安く始まりその後プラス圏に浮上するのですが、途中から失速し、しだいに値を崩す展開だったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　寄り付き後は下値を切り上げる展開で９０００円を超えて行くのですが、１０時頃から伸びなくなり、今度は下落に転じます。　それまで円安の流れとなっていた為替が逆方向に動きます。　やはり８０円に乗せると乗せないとでは気分的に違うようです。

　１１時を過ぎた頃の日経平均先物は、一時マイナス圏まで沈みますが、それ以上は崩れることなく小幅高でのもみ合いに変わります。

　引けにかけても大きな変化は無く、大引けもそのままの状態で終了しました。　何とかプラスは維持しましたが、東証１部の１０００を超える銘柄が下落し、上がったような感じのしない週の幕開けとなりました。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは、結果的に方向感のない状況でした。　JPモルガンの大型損失の問題は指数に大きく影響したとも言えない状況ですが、この問題が出なければ指数は高かったのかも知れませんね。

　一方日経平均株価は為替に左右された一日だったようです。　為替は８０円前後の水準でしばらくもんでいますが、日柄的にそろそろどちらかに動いてもよさそうなタイミングに来ているのではないでしょうか？　３月に８４円をつけて、そこからしばらく円高でしたので、今度は円安方向に動くと思いたいものです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　トレンドは下を向いたままで反転のサインはまだ見えない状況です。　ギリシャの問題もまだまだ収まらない状況ですので、自信を持って買い出動できるような相場ではなさそうです。

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