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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年4月27日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 9,520.89円 -0.43%
日経225先物(日中) 9,500.00円 -0.62%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダックは共に上昇しました。 寄り付きはそれほどではなかったのですが、時間と共に上値を追うような形となり、後半はしっかりした右肩上がりの展開となりました。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は10円高で寄り付きました。 日銀の金融政策決定会合が開催されると言う事と、大型連休が控えていますので、大きく買われませんでした。 その後もプラス圏で推移するのですが、何となく「おっかなびっくり」の値動きのように感じられました。

 午後は1時前に日銀金融政策決定会合の結果が出てきました。 資産買入基金による長期国債の買い入れ額を10兆円拡大するとともに、上場投資信託(ETF)を2000億円、不動産投資信託(J─REIT)を100億円それぞれ増額すると言う内容だそうです。 それを受けて為替が乱高下し、その後円安方向に動くのですが、直ぐに失速し、元の位置まで戻ってきました。 日経平均先物も為替に同調し、一旦上昇するのですが、2時頃からはマイナス圏での推移となってしまいました。

 引けにかけては9500円付近でのもみ合いが続き、そのまま大引けとなりました。

 日銀の追加緩和の市場に与える影響は何だったのか? 何となくバタバタしただけで影響は無かったのか? 大型連休直前と言う特殊な状況には勝てなかったのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

 昨日の米国市場、NYダウ・ナスダックは上昇し、NYダウは直近の高値を抜き、年初来高値まであと少しのところまで上昇しました。 3連騰しましたので、今夜は一服するかも知れませんが、今後に期待を持たせる状況になっています。

 一方日経平均株価は、方向感が出ない状況です。 日銀の発表で上に振れた時は期待もしたのですが、やっぱりダメだったようです。 金融緩和は結果としてサプライズにはならなかったようですね。

 明日の日経平均株価予想は、米国市場を2回挟みますのでお休みします。 5月の1日2日と休みを取れば9連休になります。 そんな方も結構多いんじゃないでしょうか? 連休ぐらいは株の事を忘れてゆっくりしてはいかがでしょう。 4月がダメだった分、5月は高いんじゃないかと思っています。

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