明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年4月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　アップルの好決算を受けて株価は急進し、ナスダック指数を押し上げたようです。　気になっていたＦＯＭＣも据え置きながら、今後の緩和に含みを持たせた事でＮＹダウも上昇したと伝わっています。　ＦＯＭＣの結果発表やバーナンキ議長の記者会見の時刻を考えると、辻褄が合わないような気がしますが、結果オーライと言う事で良しとしておきたいと思います。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄付きとなりました。　その後は横ばいとなりますが、１０時頃に小沢一郎氏の無罪判決が出ると一瞬反応し、高値を取りました。　しかしそれも束の間で、その後は右肩下がりの展開となってしまいました。

　午後も下落の流れは止まらず、１時を過ぎた頃にはマイナス圏まで下げてしまい、水面下でのもみ合いに変わります。

　引けにかけては水面に頭を出し、大引けは何とか僅かにプラスで大引けとなりました。

　ＦＯＭＣで据え置きが決定した事で、日銀も何もしないのではないかと言う考えから上値が重くなってしまったのかも知れません。　明日の日銀金融政策決定会合は、ＦＯＭＣに対する「あとだしジャンケン」用に予定されていたものだと思われますので、白川さんには期待しないほうが良いのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、ＮＹダウは２５日移動平均線を上回ってきました。　２５日移動平均線は今のところ下を向いていますので、トレンドが上を向いたとは言えない状況ですが、何とかプラス乖離を持続して欲しいものです。　次の目標は直近の高値を抜く事です。

　一方日経平均株価は一目均衡表の雲の中です。　雲は右上方向に広がっていますので、何処まで行っても雲の中と言うイメージです。　１万円を超えてこないと青空は見えて来ないようです。　下抜けだけは勘弁してもらいたいですね。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　ＮＹダウも２日上げていますので、今夜は一服、そして日銀は何もしない。

　来週はゴールデンウィーク、立会日は２日間しかありませんので、新規の売買は手控えるのは当然で、一足早く休んだほうが良いのかも知れません。

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