明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年4月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　上値が重くなってきた印象です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１０円高の寄り付きとなりました。　寝ている間に一気に円安が進んだ影響かも知れません。　その後プラス圏でもみ合うのですが、徐々に値を切り下げる動きとなり、１０時半頃に１万円を割り込み一気に下落しました。　１万円を割れた為、ストップロスを巻き込んで下げたような感じです。

　９９００円を割り込んだ後は少し戻してもみ合いを続けますが、反発するような動きは無く、何となく嫌な空気の中で時間が過ぎて行きました。

　午後からは買いが入らないのなら売ってやろうという考えからか、売り方が元気になり、じわじわ下げる展開となりました。　引け前には９８１０円まで下落し、大引けも反発せず、安値圏で終了しました。

　結局２３０円下落し、大陰線となってしまい、４月相場に暗い影を落としてしまいました。　これほどまで下げなければならない材料も無かったような気がしますが、下げ始めは何故下げているのか分からない事もよくある事です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落し、再び三角保ち合いの中に戻ってきてしまいました。　日本が大きく下げた事で今夜の米国市場も怪しい雲行きとなりそうです。　日本発の世界同時株安となるかも知れません。

　日経平均株価のチャートは今日の大陰線で大きく崩れ、２５日移動平均線をも一気に下抜いてしまいました。　１月から始まった上げ相場に終止符が打たれた感じです。　今後の焦点は何処まで、そして何時まで下がるのかと言う事になります。

　今後のポイントとしては９２５０円付近が肝になりそうです。　そこまで下げないようなら今年の相場は大きくなり、それ以上下げるようなら今年の相場は終わってしまいそうです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　あなたがもし、信用の買い玉をお持ちなら、一旦処分した方が良いかも知れません。　今夜はＡＤＰ雇用統計、明日は新規失業保険申請件数、週末は雇用統計と、雇用関係の発表が続きます。　手をすかせる時期かも知れません。

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