明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年3月29日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　場中ずっと右肩下がりの弱い相場だったのですが、引けにかけて少し戻したようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小安い始まりとなります。　その後売りが断続的に入り右肩下がりの展開となりました。　１０時頃、やっととまったのは１０１００円付近です。　安値は１００９０円までありましたが、その後はこのあたりでもみ合いとなりました。

　午後に入り少し戻すそぶりを見せますが、反発する材料も無く、再び１０１００円付近でもみ合います。

　引けにかけて気持ちだけ戻しますが、反発と言えるようなものではなく、７０円安の１０１１０円で大引けとなりました。

　上昇トレンドが崩れたわけではありませんが、軟調な一日でした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しましたが、ＮＹダウは２５日移動平均線、ナスダックはボリンジャーバンドの＋１σにタッチして戻していますので、トレンドが下降に変化したとは言えない状況です。　判断が難しいところです。

　今夜、新規失業保険申請件数の発表があります。　良ければ株価は上昇、悪ければＱＥ３期待で株価は上昇、なんて都合の良い事を考えていますが、困るのが予想通りだった時です。　そうなれば気迷いで調整が長引くかも知れません。

　一方日経平均株価も昨日、今日と軟調地合いが続いています。　米国が調整中では仕方の無いところですね。　おまけに為替も調整中では手も足も出ません。

　明日の日経平均株価予想は、調整を予想します。　週末、そして年度末でもありますので、国内の投資家はお休みかも知れません。　新年度に期待したいところです。

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