明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年3月22日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　終日一進一退の動きで、日柄調整の範疇だったのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１００００円ジャストの寄り付きとなりました。　その直後に１００００円を割り込みますが、何とかこらえてその後は上昇して行きました。　高値は１００７０円までありましたが、米国調整・為替も日本の貿易収支が５ヶ月ぶりに黒字になった事で、円安にはならず、追い風が吹いていない中での上昇も見込めず、しだいに値を消し昨日比変わらず付近でもみ合う展開になりました。

　１時台に再度１００００円を試しに行きますが、１００００円のラインは意外と堅く、再び変わらず付近で推移します。

　引けにかけては少し買われて大引けは１００４０円でした。

　今月の２７日が配当権利付き最終売買日です。　現物の日経平均株価は１０１００円を超えていますが、２８日以降は権利が落ちて先物にサヤ寄せしてきます。　今の水準だと１００００円を割り込みそうなので、何とかもう少し上げて欲しいところです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは調整で、ナスダックはまだしっかりしているのですが、ＮＹダウはボリンジャーバンドの＋１シグマを割り込んでしまいました。　これで上昇トレンドが終わった訳ではありませんが、そろそろ反発しないと日を追うごとにやばくなってきます。

　一方日経平均株価も米国にお付き合いして調整中で、１００００円の値固め中にも見える状況です。　しかし、ここから上昇して行く為の追い風が全く吹いていない状況で、政治も全く期待できない環境下では、もう少し調整しそうな気配です。　

　明日の日経平均株価予想は、週末でもある事から、調整継続となりそうです。　今夜は米国で新規失業保険申請件数の発表がありますので、為替と米国市場がどう反応するのか？　気になりますね。

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