明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年3月12日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　雇用統計と言うイベントを無事に通過したようです。　ＮＹダウは２５日移動平均線を回復し、ボリンジャーバンドの幅が極端に狭くなってきました。　今後どちらかに振れそうです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は先週末の円安の流れも好感して、高い寄り付きとなりました。　しかし、今朝から為替が円高方向に流れていた為、寄り付き直後の９９６０円を高値として、右肩下がりの流れとなってしまいました。

　その後９９００円を下回ったあたりでのもみ合いが長く続いたのですが、２時頃に突然崩れます。　日経平均先物はとうとうマイナス圏まで売られ、反発らしいものは何も無く、しばらく水面下でもみ合ったのですが、引けにかけて更に売られ９８００円で終了しました。

　現物の日経平均株価も寄り付きは１００００円以上でしたが、大引けは９８００円台まで売られています。　何となく弱いですね。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、底堅いように見えるのですが、上値の重さも感じます。　昨年から上げ続けてきましたので、ひと相場が終わった可能性も感じます。　今夜安いとやばいかも？

　一方日経平均株価も１万円の声を聞き、目標達成感があるのか、買いが続かないと言うよりポジションを外すような動きが活発になっているような感じです。　騰落レシオは売りシグナルが点灯したままで、一日の振れ幅が大きいのが気になります。　経験上、振れ幅が大きくなれば相場が終わったり休んだりする事が多いような気がします。　もう一度押し目をつける場面があるかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　目先値幅調整を入れなければ、その後の上昇が見込めないのではないでしょうか。

リンク