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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年3月9日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 9,929.74円 +1.65%
日経225先物(日中) 9,840.00円 +1.54%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダックは共に上昇しました。 NYダウは3月6日に下げた値幅までは戻しませんでしたが、かなりのところまで戻ってきた感じです。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は9800円を超えて寄り付きました。 その後やや売られ9800円を挟んでのもみ合いとなります。 今夜に控えた米国雇用統計を気にした神経質な動きだったと思います。

 しかし、11時前頃から相場が動き始めます。 現物のお昼休みを挟んで右肩上がりの推移となり、2時過ぎには9950円まで上昇しました。 このとき現物の日経平均株価は10000円に乗せています。 為替が円安方向に動いていたのも一因だったのではないでしょうか。

 引けにかけてはやや売られ、9900円付近でもみ合いながら終了しそうだったのですが、最後の最後で売りに押され急降下し、9840円で大引けとなりました。 イベント回避の動きが最後に出たようです。

 本日のSQ値は、9946.46円で、現物・先物共にこの値を上回って引ける事はできませんでした。 SQ値が高すぎましたね。

 初心者の方へ、今日の終値で日経平均先物の値段が現物の日経平均株価を下回ってしまいましたが、これは逆ザヤになり、今後株価が下落すると言う暗示ではなく、先物が配当落ち分を先に折り込んだ値段だからです。 月末に現物の配当が落ちれば元に戻ります。

明日の日経平均株価予想

 昨日の米国市場、NYダウ・ナスダックは上昇しましたが、単にギリシャ問題が進展しただけで、国内のイベントが終わったわけではありません。 今夜に控えた雇用統計にどう反応するのか? 今のところ全く分かりません。 非農業部門雇用者数が21万人増、失業率は8.3%と予想されているようですが、いつものことながら、蓋を開けてみないと分かりません。 更に来週13日にFOMC、14日にバーナンキFRB議長の講演が予定されています。

 一方日経平均株価は本日一瞬だけですが、10000円を回復しました。 なにわともあれやっとここまで戻ってきたなと言う印象です。 これで直近の高値を抜きましたので、今後の上昇があると見るべきかも知れませんが、目先は気をつけたほうが良いと思います。 仮に月曜日高く寄るとすれば、そこが絶好の売り場になるかも知れません。 騰落レシオが140を超えてきました。 騰落レシオの高い状態が19営業日続いていますので、何時終わっても不思議ではありません。 もし、更に上値を追い150を超えれば、かなり危険な状態となります。

 来週月曜日の日経平均株価予想は、今夜に雇用統計を控えていますので、お休みします。 予想しても「あてもの」になってしまいます。

 株が上がってくれる事は嬉しいのですが、高値づかみには、くれぐれも気をつけてください。

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