明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年3月8日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　一昨日とは逆の動きとなったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄り付きとなりました。　為替も円安方向に反転していた事も追い風となったようです。

　その後、９７００円に一旦乗せるのですが、まだ気迷いがあるようで、９７００円を下回るレベルでのもみ合いが続きました。

　午後はしだいに下値を切り上げる動きとなり、今度は９７００円の上で推移する展開に変わりました。

　引けにかけて更に強くなり、１２時台につけた高値を抜き去り、高値９７７０円まで有りました。　大引けは９７６０円で、高値圏で引ける結果で、ＳＱ前日にもかかわらず、よく上昇した一日でした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、反転か？に見えなくも無いのですが、反転したかどうかは今夜の米国市場、そして明日の雇用統計を受けた米国市場を見てみないと何とも言えないところです。　右肩上がりで上昇してきて、一旦頭を下げた場合、もう一度下を見に行く事が多いので、気をつけたいところです。

　一方日経平均株価も反発しましたが、今後のトレンドがどうなるのかは、米国雇用統計と言うイベントを通過して見ないと分からない状況です。　明日のＳＱ、そして夜の雇用統計を前に動きが取り辛い環境です。　イベントがあるとテクニカルが通用しないので、難しいですね。

　明日の日経平均株価予想は、今日の終値付近でのもみ合いと予想します。　明日はイベント通過待ちの一日になるでしょう。

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