明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年3月5日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に小幅下落で終わりました。　日柄調整が続いています。　

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は先週金曜日の終値と同値で寄り付きました。　その後はどちらにも動かない状態が続きます。　月曜日によくある寝ぼけた状態です。

　午後はしだいに売りが勝るようになり日経平均先物は下へと動きます。　１時頃に９７００円でやっと止まったのですが、その後もう一度売り直され９７００円を割り込んでしまいました。　先週末にも申し上げましたが、どうしても売らなければならない玉が出ているのかも知れません。　出来高も少なく、その売りに対する買いが出にくいような状況です。

　引けにかけて９７００円付近での攻防が続き、結局９７００円を回復する事ができませんでした。

　今週末にはＳＱが控え、更に米国雇用統計も控えていますので、積極的な買いが入らない状況が続きそうです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは共に下落し、以前の勢いが感じられない状況です。　いっそのこと「ドスン」と下げるとリバウンドが期待できるのですが、今の状況では少し時間がかかるかも知れません。

　一方日経平均株価も上げにくい状況です。　ローソク足も４日連続陰線となり、何となく下を向きそうな嫌な感じを示唆しているようです。　陰線が５日続くと５陰連と言って今後相場が下を向くと言われていますので、買い方にとってヤバイ状況となります。　彼岸に向けて下げて行くと言うシナリオを想定しておく必要がありそうです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　騰落レシオも過熱状態が続いていますので、熱を冷ますためには良い機会かも知れませんね。　下げて陰線となるのか？　それとも下げたけれど陽線で終われるのか？　注視したいところです。

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