明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年2月29日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　ＮＹダウは１３０００ドルに乗せて強い動きです。　少しずつ着実に上昇しているイメージです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高の寄り付きとなりました。　少しもみ合った後、今日は朝から上昇が始まりました。　国内の買いが始まったのでしょうか？　９８００円を超え、１１時過ぎには９８８０円まで上昇しました。　よく言われる「持たざる恐怖」と言うやつかも知れません。

　しかし、そこをピークとして軟調な動きへと変化して行きます。　午後からは一旦持ち直しの動きに転じるかに見えましたが、２時頃から下げ幅を加速し、マイナス圏に沈んでしまいます。

　大引けも反発の動きとはならず、安値圏で修了しました。　為替が円高の流れだった事をきっかけに、利益確定の動きが目立ったと言うことのようです。

　今日は４年に１度の２月２９日ですね。　関東地方では雪が積もって大変みたいですね。　月日が経つのは早いもので、もう２ヶ月が済んでしまいました。　明日からは名実共に３月相場で、いつもの年ならば底値を模索するような季節です。　それが今年に限っては逆の動きとなっていますので、そろそろ注意が必要ではないかと自分を戒める今日この頃です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、なかなか押し目を作らない状況が続いています。　そんな状況にもかかわらず、ＱＥ３があるのではないかと言うような声が何処からか聞こえてきます。　景気は回復途上だと伝わってきていますが、ＦＲＢのシナリオよりも鈍いのかも知れませんね。

　一方日経平均株価は、本日辛うじてプラスを守りました。（先物はマイナス）　東証１部で値下がり銘柄が１０００銘柄を超える状況で、プラスになったと言う事は、日経平均採用銘柄で寄与度の高い銘柄がしっかりしていた感じですね。　おかげで騰落レシオは少し下がりましたが、過熱感が無くなった訳では有りませんので注意は必要です。　今のところ下落に転じたとは言えませんが、とりあえず買い玉を減らして、下がれば押し目買いのスタンスが良いのではないでしょうか。

　明日の日経平均株価予想は、今日の引け方から考えて軟調な相場を予想しています。　市場に買い気は有りますので、一方的な下げは考え難いのですが、一気に１００００円はもっと考え難いと思います。　それと、為替からは目を離さないようにしてください。　円安方向に動きにくくなっています。　押し目が入るかも？

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