明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年2月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　強い流れが続いているようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日の終値と同値の寄り付きとなりました。　少しもみ合った後、一気に上昇し、本日の高値９６４０円をつけました。　しかし週末でもある事から利食いに押されたのか正午にかけて下落の展開となり、９６００円を割り込んでしまいます。　午前中は行って来いの相場でした。

　最近の相場は午後が強い状況が続いているので、少し期待していたら、やっぱり上げてきました。　売りも結構出ていたと思うのですが、その売りに全く負けていません。　

　終盤は午前中につけた高値付近で推移し、大引けは高値引けで修了、かなり強い相場だった印象です。

　午後が強いと言う事で思い出したのですが、何年か前に石油価格が大きく上昇し、オイルマネーが日本市場に入ってきているとのではないかと騒がれた時期がありました。　そのときも午後から上昇すると言うパターンが多かったと思います。　日本のお昼頃がアラブ諸国の朝の始業時間あたりですので、時間的な説明はつくかも知れません。　オイルマネーは欧州経由で日本へ入ってくるそうです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、まだまだ先が有りそうな綺麗な右肩上がりのチャートとなっています。　思ったより大きな相場が待っているかも知れません。

　一方日経平均株価も暴騰状態で、「押し目待ちに押し目なし」という格言が当てはまるような相場となっています。　悪材料は国内にはたくさんあるのですが、見て見ないふりをしているようです。　為替も円安の流れが止まりません。　株価にとっては歓迎なのですが、１％程度のインフレターゲットでそこまで円安に動いても良いのだろうか？と言う疑問が残ります。　正しい答えは有りませんが、円高が行き過ぎていたと考えるべきかも知れません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　為替が何処まで円安に行くのか分かりませんが、この流れが続く限り下手に売れませんよね。　節分天井、彼岸も天井？　もし、彼岸まで上げ続けるのなら、ゴールデンウィークあたりまで堅調な相場が続くかも知れませんね。　でも、突然の悪材料には、即座に売りで対応したいものです。

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