明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年2月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　場中も右肩上がりの推移となり、利食いに押される事なく大引けまで堅調地合いが続きました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は９４００円を回復して寄り付きました。　為替も円安の流れとなり、いよいよ７９円台に突入してきました。

　その後の日経平均先物は、９４００円を挟んだ狭いレンジでのもみ合いを演じ、その流れは大引けまで続きました。　動かないと言ってしまえばそうなのですが、出来高を伴っている事が今の好地合いの証明かも知れません。

　昨日、下落予想を出して大はずれとなってしまいましたが、騰落レシオをはじめとする多くの指標は売りを指しています。　このまま９５００円、１００００円と上げて行くことは考えにくく、目先調整しなければ急落の危険さえありますので、冷静に判断したほうが良いと思います。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　引き続きナスダックが強いですね。　住宅関連の数値もまずまずだったようで、米国景気は着実に回復しているようです。　しかし、ＮＹダウのＭＡＣＤが以前から陰転している事に加え、ナスダックのＭＡＣＤも一昨日から陰転しました。　長期の上昇に相場が疲れてきているように見えるのは私だけでしょうか？

　一方日経平均株価も舞い上がってしまいました。　ちょっとやりすぎの感は否めません。　近いうちに価格是正の動きとなるでしょう。　以前に節らしい節は無いと申し上げましたが、何もここまで慌てなくても良いと思いますよ。

　方向性は上だと思っていますが、目先調整と言う考えは変えていません。　買いの主体は外国人で、出遅れの日本株を買って来ている状態ですが、国内政治を見ればとても買える状態では無いと思います。　外国人は突然買わなくなる事がありますので、今は押し目を待つスタンスで良いのではないでしょうか。　いくら将来上がると言っても、買って直ぐに下がると気分は良くありませんから。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、引き続き下落予想です。　一方通行の相場はありませんので、どこかで必ず押し目が入ります。

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