明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年2月2日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　雇用統計を控えているのに少しやりすぎのイメージです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄り付きとなりました。　寄り付き後も強く、一気に８９００円まで上昇し、もみ合いに入ります。

　午後も引き続き８９００円を下回ったところでのもみ合いが続きます。　しかし、１時半を過ぎた頃から若干弱含む動きとなりました。

　大引けは８０円高で、午前中に東証のシステムトラブルがあった割には、しっかりとした相場だったようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しましたが、このタイミングでの上昇は、少し勇み足のような気がします。　雇用統計を見極めてからでも遅くは無かったのですが、買い気が強く待ちきれなかったのかも知れません。　雇用統計はあまり良くないと見ている筋もありますので、この上げを額面通り取ると火傷をする可能性も秘めています。

　一方日経平均株価は米国追随ですので、上昇してしまいました。　先は高いと見ていますが、「節分天井彼岸底」と言う格言もありますので、気をつけたいところです。　明日は節分ですので、少し引いて見たほうが良いかも知れません。　今年の恵方は北北西だそうです。

　ちなみに昨年の実績は、節分天井とはならず、２月前半は勢い良く上昇し、２月１７日に年間の高値をつけています。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じレベルでのもみ合いを予想します。　米国には勢いがあります。　しかし、何度も言うようですが、雇用統計直前の相場で、しかも日本は週末でもありますので、動きにくい相場となるでしょう。

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