明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年1月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に小幅下落となりました。　前半プラスで飛び出すのですが、さすがに警戒ラインにあることから、利食いに押されてマイナスまで下落します。　しかし、需給が良い為、下げればすかさず買いが入り±０付近まで戻す展開でした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は、ＣＭＥ日経先物がプラスで戻ってきていたため、８８００円を上回って寄り付きました。　その後ははっきりした方向性は見えず、小幅高の水準で一進一退を繰り返す展開となりました。

　午後は少し値位置を下げ、一進一退が続き午後の高値で大引けとなりました。

　やはり日米とも調整に入ったような感じです。　たまにはお休みも必要です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは結果的に下落しましたが、底堅い展開のように見えました。　今日からＦＯＭＣが始まりますので、それが気になる相場となりそうです。　米国経済は持ち直しの動きとなっていますので、ＱＥ３は無いとは思いますが、イベントが通過するまでは動きにくい相場となりそうです。

　一方日経平均株価も昨日から調整中です。　日米とも需給が良いので大きく下がらないと思いますが、イベントを通過しないと方向性は出にくい状況です。　日銀の金融政策決定会合は終わりましたが、誰も気にしていません。　どうせ何もしないのが日銀ですから。

　明日の日経平均株価予想は、引き続き調整です。　上がっても今日の上げぐらいで、変わらずからむしろ下落はありえます。　方向性は上だと見ていますが、少し辛抱の時期かも知れません。

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