明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年1月18日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　後半軟調に推移し、上髭をつけてしまいましたが、場中に高値を取っていますので、買い需要はあるようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は２０円安で寄り付きます。　ＣＭＥ日経平均先物があまり上げなかったので、その影響です。　その後しばらく水面下でもみ合いますが、１０時半頃からプラス圏に顔を出します。

　午後は現物の取引が始まるやいなや、突然吹き上がります。　８５５０円を超え、１時過ぎには８６００円まで上昇しました。　その後もみ合いから、大引けにかけて値を消す展開となりますが、今月のＳＱ値を上回って終わることができました。

　日経平均株価が一昨日、三角保ち合いを下抜けしたように見えたのは、どうやらダマシだったようで、今日ははっきり上抜けしました。　今後の動きに期待したいところです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは強い動きなのですが、ＮＹダウのＭＡＣＤが何故か陰転してしまいました。　流れは上だと思いますが、各逆張り指標は過熱を表す数字が出ていますので、注意も必要なのかも知れません。

　一方日経平均株価は、三角保ち合いを上抜けし、一目均衡表の雲の中に入ってきました。　しばらくトレンドらしいトレンドが無かったため、雲は薄く、海外の状況次第で一気に抜けてくることも考えられます。　ボリンジャーバンドのバンド幅も狭くなってきていますので、上へのエネルギーが一気に噴出する可能性があります。　買い方にとって楽しみな相場となってきたようです。

　明日の日経平均株価予想は、引き続き上昇予想です。　ＮＹダウのＭＡＣＤの陰転はダマシであって欲しいものです。

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