明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年1月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　ＮＹダウは直近の高値を抜き、いよいよ昨年７月の高値に挑戦という流れが見えてきました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１０円高の寄り付きとなりました。　寄り付き後、上への流れとなりそうだったのですが、今日もやはり上値は重かったようです。　

　マイナスにはならなかったものの、水面上を横に滑っただけと言う展開です。

　午後も午前と同じ値位置でのもみ合いが続き、大引けも何の動きも無く、そのままゴールインでした。

　対ドル、対ユーロ共に円が高止まりしている状況下で、上値を追えというのは無理なのでしょうか？　ＳＱ前の水曜日に波乱が無かっただけでも良かったと思うべきかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは強い動きとなっています。　大統領選挙の年のスタートダッシュは良いのに越したことはありません。　株価を無理にでも上げる為に、ひょっとしたらＱＥ３をやってくる可能性も考えておいたほうが良いかも知れませんね。

　「欧州の金融不安で株は下がり雇用は落ち込んだが、僕の手腕でここまで戻したよ！　あと少しだ！　僕にあと４年くれたら、もっともっと素晴らしい国になるだろう！」

　オバマ大統領は、そんなことを言うのかな？　発端はリーマンショックだと言うことを忘れて・・・？

　一方日経平均株価は米国市場に追随するはずなのに、何となく歩幅が小さいような感じです。　円高、そして消費税増税法案、解散総選挙、小沢さんの動向、株価の頭を押さえる材料はつきません。

　明日の日経平均株価予想は、小幅下落を予想します。　米国市場も利食いをこなさなければ上には行けませんので、休憩も必要です。　そしてＳＱ前日ですので、大きく動くことはできないでしょう。

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