明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2012年1月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で終了しました。　寄り付き後は下落していたのですが、しだいに買いが優勢となり、ナスダックはしっかりプラス、ＮＹダウもプラスになる場面がありましたが、大引けのやり取りでマイナスとなってしまったような形です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１０円安で寄り付きました。　今日も横ばいかと思わせるような始まりだったのですが、時間と共に値を切り下げる展開となり、８４００円付近まで値を崩してしまいました。

　午後は８４００円を挟んでのもみ合いで始まりますが、１時を過ぎた頃、更に下へ突っ込みます。　２時過ぎに８３４０円まで下げたところでようやく下げ止まり、引けにかけて弱いながら反発の動きとなりました。

　大引けは昼頃にもみ合ったレベルまで戻しましたが、８４００を回復することができませんでした。

　今夜の米雇用統計の発表を前にして、買いが入らない中イベント回避の売りが出てしまったようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは日柄調整中です。　雇用統計を見てから方向性を決めたいと思うのも仕方の無いところかも知れません。　今回の雇用統計は改善するのではないかと言う予想が多いのですが、これだけは蓋を開けてみないと分からないので、軸足の置き所が難しいところです。

　一方日経平均株価は世界で一番弱い指数と言っても過言ではない状況が続いています。　最近のユーロ安が響いているのでしょうか？　しかし大企業の偉い人は景気の回復を予想しているようで、それによって企業業績が上向き、そして株価も右肩上がりとなる事を願いたいものです。

　明日の日経平均株価予想は、雇用統計、そして連休を挟みますので控えますが、民間のＡＤＰ雇用者数が大幅に改善していたことで、私としては期待しています。　しかし、時々裏切られるので、出てみないことには分かりません。

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