明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年12月19日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　寄り付き直後は上昇していたのですが、途中から失速し、±０付近でもみ合いました。　まだまだ調整から抜け出せなかったと言う結果です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりです。　先週末のＣＭＥ日経先物が何故かマイナスで、それにサヤ寄せする格好です。　その後そこより少し下でもみ合う展開となりました。

　１２時頃の事です。　北朝鮮の金正日総書記が死亡したと言うビッグニュースが飛び込んできました。　日経平均先物は、下へ突っ込みます。　話題として上かなと言う考えもあったのですが、軍の暴発と言うリスクもあり、そのほうが強かったということでしょう。　軍事関連の株は上昇していました。

　８２６０円を下値として、そこから若干反発し、８３００円付近での横ばいが続きました。　大引けも８３００円で、弱い週明けとなってしまいました。

　北朝鮮が今後どういう方向を向いて行くのか？　金正恩氏が後継者とされていますが、まだ若いので軍を掌握できないのではないか？　など、いろんな噂が飛び交い、日本には地政学リスクがあると言う事で、為替も若干円安方向に動いているのですが、株価は反応しませんでした。　年末になってややこしい相場になってきました。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちで、方向性が出ていません。　今夜金正日総書記死亡のニュースを受けて、米国市場がどういう反応をするのかに注目です。

　一方日経平均株価は、米国の反応待ちで売買手控え状態だったと思います。　お隣のややこしい国がどう動くか？　米国はどう捉えるか？　今は霧の中です。

　明日の日経平均株価予想は、控えます。　私もやはり今夜の米国の動きを見てみたいと思います。　北朝鮮がどうなろうと米国株がそれを理由に暴落することは無いとは思いますが、米国の方向性が見えるまで、日本株には手が出せません。　軍事関連で上げた株も明日はどうなるか分かりません。

　短期は「待て」というのが正直なところです。

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