明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年12月13日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく下落してしまいました。　寄付きから大きく下落して行く展開で、引けにかけては少し戻しますが、１％以上の下落となってしまいました。　連日上げたり下げたり激しい相場となっています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日上げた分を帳消しにする寄付きとなりました。　寄り付き後はいつものように動きません。　８５００円を下回ることは無かったものの、買いも入らない状況が続きました。

　午後は少し動きが変わりました。　下げ幅を縮める展開で、８６００円に迫ろうとする場面もありましたが、米国が上がらない限り日本も上がれません。

　引けにかけては少し値を消しますが、ローソクは陽線となり、上げはしませんが、需給はよくなっているイメージを感じました。

　先週、今週と中段もみ合い状況が続いているようです。　何か背中を押してくれるような好材料が欲しいところです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落し、調整はまだ続いているようです。　ＮＹダウは１０月、１１月の高値付近で推移していますので、日米ともきっかけ待ちと言うところでしょうか？

　一方日経平均株価は、４日連続で、寄り付き後の張り付き状態が続いています。　海外要因がすべてと言うことをそのまま反映しているようなチャートになっています。　消費税などの国内材料があるにはあるのですが、そんなの誰も見ていないと言うような状況です。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　米国が日替わり定食のように毎日方向性が違いますので、順番から考えると今夜は上昇の番です。　今夜続落となると先行きが怪しくなってきますので、何としてでも上げてもらわないと困ります。　昨日引け際の戻しの続きをやって欲しいものです。

　今年の１月３日の終値は１１６７０.７５ドルでしたので、これを割り込むと年足陰線となり、大統領選挙の前年は株が上がるというアノマリーが崩れてしまいます。　今夜安いとチャートが崩れ、下へのバイアスがかかってしまいます。　あと３百数十ドルありますが、チャートが崩れると簡単に下に抜けてしまいそうです。

　今夜は大事な相場となりそうです。

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