明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年12月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく下落してしまいました。　終日右肩下がりの展開で、ここまで上げてきた反動が出たようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は、やはり大きく下げて始まりました。　外部要因で下げていますので、その後は概ね横ばいです。　８５００円を割り込み「ヒヤッ」とする場面もありましたが、下値はそこまででした。

　午後も同じようなところで推移しますが、１時を過ぎた頃に突然上昇し、午前の高値を抜きますが、後が続かず再び元の位置まで戻ってしまいます。

　大引けは８５２０円で、本日も「海外に振られて終わり」と言うような相場でした。

　本日のＳＱ値は、８４７８.４６円でした。　現物も先物もそこまで下げませんでしたので、幻のＳＱ値となりました。　最近上の幻は良くあったのですが、今回に限っては逆の目が出ました。　と言うことは、今後これが下値支持線になると言う期待が出てきました。　もう、これ以上下げないと思いたいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しましたが、多くの逆張り指標が過熱していましたので、良い押し目が入ったのではないでしょうか？　これで一旦底が入ったとは言えませんが、来週辺りは徐々に戻してくると見ています。

　一方日経平均株価も大きく下落し、１２月１日に空けた窓を埋めるような動きとなりました。　窓埋め完了で反転上昇して欲しいのですが、何といっても米国しだいですので、今夜の米国市場を気にしなければなりません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、もう少し下があるかも知れません。　しかし、近いうちに底を打って上昇するのではないかと考えています。　今のところ年末高の想定は変えていません。

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