明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年12月7日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちで終了しました。　欧州も上げ下げまちまちで、格下げはすでに折り込み済みで日本だけが気にしていたようです。　やはり、年末に向かって株は上昇傾向にあるようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　その後もみ合いながら少しずつ下値を切り上げる動きとなりました。

　午後も同じような値位置での推移となりますが、１時頃、突然上昇し、値位置を上げてのもみ合いに変わります。　２時を回ると更に上昇し、８７００円を上抜きます。

　大引けは少し下げて８７００円をキープすることはできませんでした。　ＳＱ前の需給の乱れが大引け直前に出たのだと思います。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちだったのですが、悪材料に対する反応が鈍くなっているようです。　こういうときに戻り売りを入れると、上に持っていかれることがありますので、気をつけたいところです。

　一方日経平均株価は、本日調子よく上げました。　昨日の弱き相場とは全く逆の目が出たようです。　欧州の格下げ観測で、欧米が下げるかもしれないと言う不安感が昨日の相場を作り、なんだ下げなかったじゃないかと言う安心感が本日の相場に反映されたようです。　押し目を形成するには良いタイミングだったのですが・・・。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　欧米が下げないのなら日本も下げません。　年末高に向かって上昇トレンド継続中です。　ただし、ＳＱ前日ですので、油断は禁物です。

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