明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年11月24日

本日の日経平均先物の動き

　日本がお休み中の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に総崩れとなり、再び下値探りの方向へと向かいつつあるような気配となってきました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は窓を空けて大きく下落する始まりとなり、３月の震災後の最安値を更新してしまいました。　その後、危なっかしい場面を通過し、株価は回復基調となります。

　お昼頃には８２００円を上抜き、午後からの相場に期待を抱かせるような動きになりました。

　しかし、そうは問屋は卸してくれません。　午後は再び緩やかながら値を消す展開で、３時前には午前の安値を下回りました。

　大引けも安値圏で終了し、暗雲だらけの一日でした。

　震災後のパニック売りの安値を冷静に割り込んだと言うことは、よほど弱い相場になってしまったと言う事で、今のところ反転の兆しさえありません。　出来高が依然として少ないのが辛いところです。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは非常に弱いチャートの形となっています。　ＮＹダウの一目均衡表を見てみると、遅行線が実体を下抜けしてしまったので、もう少し下があるような形となっています。　今夜はお休みですので、下がることは無いのですが、何か好材料が無いとずるずる行きそうです。

　一方日経平均株価も下落トレンド継続中です。　日経平均の場合は国内要因に反応しなくなっていますので、米国株の反発無しにはトレンド転換は難しいところです。

　明日の日経平均株価予想は、今夜の米国市場がお休みで、しかも週末でもありますので、今日と同じような値位置でのもみ合いを予想します。　今週は終わった感じですね。

　金曜日は、米国ではブラックフライデーと呼ばれています。　ブラックマンデーのように株価が大暴落するのではなく、クリスマス（年末）商戦が始まり、黒字の金曜日と言う意味だそうです。　初日の状況を見ればその年の商戦がほぼ判ると言うことなので、良い数字が出てくることを願いたいものです。

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