明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年11月22日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく下落してしまいました。　米超党派協議で財政赤字削減を巡り合意に失敗した事を嫌気したようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく下落しての寄り付きとなりました。　しかし、寄り付きの８２６０円を底に株価は上昇します。　８３００円で少しもんだ後、更に上昇し、昨日比変わらずまでありました。

　午後は午前とは反対に下落の流れとなりますが、寄り付き値までは下げず、今度は再び上昇して行きました。　ただ、米国が大幅安という環境下でプラスになれと言うのも無理な話で、大引けは８３２０円の４０円安で終了しました。

　米国が大きく下げた割にはしっかりしていた日本株でした。　もう売る玉が無いのかも知れません。　日本市場は単独では上がりませんので、米国市場の上昇を待っていると言うイメージです。

　全体が上がれない事を横目に仕手株が乱舞しているようです。　大相場氏のＫ氏が復活したと言う噂があり、かつてＫ氏が手がけて大相場になった銘柄に買いが入っています。　でも、仕手株は乱高下しますので、気をつけてください。　それとＫ氏は過去に手がけた銘柄は二度とやらないと言う事を聞いたことがありますので、今、乱舞している銘柄で、過去に大相場になったものはダマシだという事です。　やるのなら、その辺を調べてからやったほうが良いと思いますよ。　最近では「8029ルック」がそれにあたります。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく下落し、チャートが崩れてしまいました。　この辺で止まれば次の展開も考えられますが、今夜下げて１１４００ドルを下回るようなら、もう一度下を見に行く可能性が高くなります。

　一方日経平均株価は、底堅い動きとなっています。　今朝はどうなることかと心配したのですが、結果として小幅な下げですみました。　日銀のＥＴＦ買いが入ったのか？　為替が少しだけ円安に振れた事を好感したのか？　それとも裏で何かの力が働いたのか？

　ただ、９月・１０月の安値を下回り、下げトレンドが継続中であることは間違いの無いところですが、ザラ場の値動きや、各指標を見ると、そろそろ底だと言う感覚も感じています。

　明日の日経平均株価予想は、米国を２回挟みますのでやめておきます。　明日は勤労感謝の日でお休みです。　木曜日はサンクスギビングデイで米国がお休みです。　非常に予想の立てにくい週です。

リンク