明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年11月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　上昇したと言ってもＮＹダウは調整の範疇ですので、きわめて小幅なものでした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１０円安で寄り付きます。　その後しばらくもみ合うのですが、現物の前引けにかけて値を崩す展開となり、嫌な雰囲気が漂います。

　午後はその嫌な雰囲気が現実のものとなり、８５００円を割り込んでしまいます。　その後も８５００円を回復することなく、８５００円を下回るレベルでのもみ合いが続き、大引けにかけて更に下落しました。

　大引けは８４５０円の安値引けで、何とも弱々しく、出来高閑散の一日でした。

　昨年は１１月半ばに底を打ち、年末に向けて上昇していったと言う経緯がありましたが、今年もそうなるとしたら、そろそろかも知れません。　「夜明け前が一番暗い」と言う相場格言があるように。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しましたが、ＮＹダウは何やら三角保ち合いのような形になって来ました。　今夜も三角保ち合いの範疇で動くとすると、上値は１２１６０ドル、下値１１８２０ドルの間での推移が予想されます。　日本市場同様、出来高も少なくなっていますので、よほど好材料が出てこない限り上へのブレイクは期待薄だと思います。

　一方日経平均株価は、弱いの一言です。　出来高も少なくＳＱ値も下回り、２５日移動平均線も下を向いています。　頼りの米国株も期待薄なので、今週はあまり強気にはなれません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　今週はあと２日ありますが、どちらかで底を打って欲しいものです。

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