明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年10月31日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安で終わりました。　上げ過ぎの反動で大きく下げなかった事を良しとするべきかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で始まります。　寄り付き後は方向性のない気迷いとなり、今日も今日とて横ばい相場を思い浮かべていました。

　１０時２５分頃のことです。　日経平均先物が急上昇します。　為替介入かと考え、為替のチャートを見てみると、やはりやっていました。　７５円台だった為替はあれよあれよと言う間に７９円台まで入ってしまいました。

　日経平均先物も９１６０円まで上昇しますが、その後は何かおかしい？？？　介入はまだ続いているのに株価は止まってしまいました。

　午後からは介入も一服し横ばいとなりますが、日経平均先物は、下落し、先週末比変わらず付近でもみ合う状況になってしまいました。

　大引けは更に下に突っ込み、９０００円割をれ、しかも安値引けとなってしまいました。

　このところ、円高でも株は下げませんでしたので、円安になっても株は上げないと言うことなのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは目先調整中です。　今夜も調整は続くと想定しています。　しかし上昇トレンドの中での調整ですので、下げても１２０００ドル（ダウ）付近で止まると思っています。

　一方日経平均株価も少し下がありそうです。　為替の円安が追い風にならなかったと言う事は、一旦下げるタイミングだったと考えるべきなのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　今週は木曜日が文化の日で休場、週末には米国雇用統計が控えていますので、動きにくい週になりそうです。

　雇用統計で良い数字が出て、来週から本格上昇が始まると言うシナリオもアリ？？？

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