明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年10月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　上げすぎの調整が入ったととらえるべきだと思います。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりとなりました。　寄り付き直後は下へ振られる場面もありましたが、その後は寄り付き値付近でもみ合いとなります。　しかし、１０時を過ぎた頃から買いが優勢となり、少しづつ上昇する展開に変わります。

　午後もその流れを維持し、１時頃にはプラス圏に顔を出します。　潜水艦の潜望鏡が海面上に突き出たような形です。　そして、引けにかけて一気に買いが入ったのですが、その後一気に売りも出て乱高下します。

　大引けは結局マイナス圏、４０円安で終了しました。　米国株が下げた状況でこの強さは何だったのでしょう？　為替介入期待があったのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下げましたが、今後値崩れを起こすような下げと言うより、上昇トレンドの中の調整と捉えた方が良いのではないでしょうか。

　一方日経平均株価は、米株下落の影響で、下げて始まりましたが、綺麗な切り返しを見せ、一目均衡表の雲の下限辺りまで戻してきました。　出来高はまだまだ少ないのですが、こういう動きを今後も続ければ、先の明るさが見えてきそうです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　昨日の米国株の終わり方はあまり良くはありませんが、上昇波動の中の調整であれば、切り返しは早いと見ます。

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