明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年10月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　寄り付き直後には安い場面もありましたが、しだいに上昇が始まり、引けも強い状況を維持しました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は８８００円台を回復して寄り付きました。　そして、一旦上を目指すかに見える場面もありましたが、このところの膠着相場を脱することはできず、８８００円を挟んでのもみ合いとなりました。

　午後も同じようなところでのもみ合いだったのですが、１時頃に売りに押されて下落し、昨日比変わらずまでありました。

　そこからは少し戻して大引けとなるのですが、８８００円まで届かずに終了しました。　何とも弱いと言うか？腰抜けと言うか？フラストレーションだけが残る一日でした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、一昨日の下げ分を帳消しにするような展開となりました。　欧州の動向と企業決算が複雑に絡み合い、読みにくい相場となっています。

　一方日経平均株価は、弱い動きとなっています。　寄り付いてから動かない相場で、しかも５日連続の陰線となりました。　陰線といっても値幅は小さいものなのですが、陰線は陰線で、買い方の投資マインドが落ち込んでいるような感じです。　「まだ早い！もうひと波乱ある。買いはできるだけ引き付けて」と考える投資家が多いのではないでしょうか？　私もそう思っている一人です。　外国人が上値を買ってこないので、そういうスタンスで行かないと買いでは取れません。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じような、やる気の無い相場が続きそうです。

　一目均衡表の雲が目前にまで迫ってきました。　雲の中に入る事ができるのか？　それとも雲に跳ね返されるのか？　今日の出来高を見ていたら、後者の方に軍配が上がりそうです。

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