明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年10月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大幅上昇となりました。　先週末の雇用統計を受けた相場はたいしたことは無かったのですが、独仏首脳がユーロ圏の債務危機解決に向けて新たな対策を打ち出す方針を示したことを受け、危機解決への期待感が広がった。（ロイターより抜粋）と言うことだそうです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇しての始まりとなりました。　その後もみ合いながら８８００円を超えるのですが、海外要因がすべての相場だけに、それ以上は難しく、再び８８００円を割り込みます。

　しかし、下をうかがう動きではなく、横ばい状態となり、時間だけが流れて行きました。

　大引け前に一瞬危なっかしい場面もありましたが、概ねもみ合いの範疇で大引けとなりました。

　日中に日経平均先物をやられている方にとっては、やりにくい相場のようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく上昇しました。　２５日移動平均線を大きく上回り、ここから上昇トレンドに入れるかどうか？　夏以降３度目の挑戦となってきました。　しかし、ここから上は一目均衡表の雲が広がっていますので、一気に抜ければ良いのですが、もたもたしていると跳ね返されてしまいます。　

　一方日経平均株価も２５日移動平均線を上方ブレイクし、何やら２点底を形成したような形となりました。　しかし、２５日移動平均線はまだ下向きですので、油断は禁物です。　独仏が新たな対策を打ち出す事が発表されましたが、実際に具体策が出た訳ではありませんので、もう少し時間が必要です。

　明日の日経平均株価予想は、反落予想です。　今夜の米国市場は上げ過ぎの反動で利食いに押されそうです。　そして、今週末にはＳＱが控えていますので、ＳＱ前の水曜日、油断は禁物です。

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