明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年9月29日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　やはり休みたかったと言う事でしょう。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりとなりました。　安値は８５００円までありましたが、概ね横ばいの動きの午前の相場でした。

　午後からは相場つきが変わります。　買い方優勢の相場となり、１時過ぎにはプラス圏に浮上する場面が見られ、ここでしばらくもみ合いとなりました。　引け前に再び買い方が優勢となり、大引けは８７００円を上回る結果となりました。

　今日の午後からは非常に強い動きとなり、材料をいろいろ探してみたのですが、決め手がありませんでした。　ただひとつ、ユーロが買われ、対ユーロで円安の流れとなっていたことだけです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇一服の動きとなりました。　思っていたより値幅が出てしまいました。

　一方日経平均株価は米株安を午前中に消化し、午後からは上を目指す展開となったことで、かなり需給が改善している感じです。　日経平均のチャートを見てみると、９月１日の高値、１６日の高値を結んだ上値抵抗線にちょうどタッチしたような値位置となっていますので、明日ブレイクできるかどうかで今後のトレンドが変わってきます。　明日上昇すればトレンドが上を向く確立が高まりますが、反落となれば、もうしばらく低迷が続く事になります。　正念場です。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　かなり期待も入っていますが、ここらで流れを変えないと震災後にドカンと落ちた３月１５日のザラ場中の安値をためしに行く流れとなりそうなので、どうしても上がっていただく必要があります。

　３月１５日の国内状況と、今の国内状況を見比べれば、企業はかなり改善している事は間違いの無い事実です。

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