明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年9月26日

本日の日経平均先物の動き

　日本の連休中の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは、２２日は大きく下落、２３日は少しだけ戻すと言う推移でした。　弱い流れです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は先週の終値の８４９０円で寄り付きました？？？何故？？？　

　その後、やはり下げ始めました。　時間の経過と共にどんどん下げ、８４００円を割り込んでも止まりません。　やっと止まったのが８３００円手前でした。　窓を空けて下落しなかったことは不思議だったのですが、結果的には大きく下げてしまいました。

　その後は少し戻して、現物のお昼休み中も安定していたのですが、１２時半直前から再度崩れます。　８３００円まで下げて、もう一度安定しますが、２時半頃にとうとう８３００円を割り込みました。

　大引けも安値付近でもみ合った末、８２９０円の安値引けとなりました。

　寄り付き高値の大引け安値は上にも下にも髭の無い陰の丸坊主と言われている、これ以上無い弱いローソク足となってしまいました。

明日の日経平均株価予想

　先週の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは弱い相場となり、先行きが見えなくなってきました。　週末に僅かに反発しましたが、これで下げは終わったとはとても言えないような弱々しい反発でした。

　一方日経平均株価は、陰の丸坊主ではなかったものの、大陰線で底が抜けてしまいました。　下げトレンド継続中です。　震災後のザラ場中の安値は８２２７．６３円ですので、あと、１４６.５円のところまで迫ってきました。　配当落ち分が７０円前後だとすると、あと７０円前後しか無いことになります。　割り込む可能性は高いかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、続落予想です。　行くところまで行かないと止まらない状況です。　企業業績がどうこう言うものではなく、投資マインドの問題で、買いが入ってこない状況です。　下げ止まるポイントは、今はユーロの下落がどこまで行くのか？　ユーロ安がギリシアの破綻を折り込んでいる最中なのかも知れません。　私はノーポジションで静観しています。

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