明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年9月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちの結果となりました。　途中まで勢い良く上昇し、堅調な値動きだったのですが、後半崩れだすと言う状況でした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日の終値と同値の寄り付きとなりました。　その後は一進一退の相場となり、昨日予想したとおり、動かない状況が続きます。

　午後は少しだけ上昇し、８７００円を上回る場面もありましたが、勢い良くという形容が当てはまるものではなく、もみ合いの中の一場面と言う感じです。

　大引けは８７００円を守れずに終了しました。

　各地で台風の被害が出ているようです。　被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちで、やはりＦＯＭＣの結果を待っているようです。　今夜の米国市場は前半は様子見相場となりそうです。　結果は場中後半に出てきますので、市場がどちらを向くのか興味津々です。　ＱＥ３は無いという予想が多くを占めていますが、何も無ければ株は下がりますし、２日間もやる必要もありません。　おそらく何かをやってくると思います。（来年は大統領選挙の年ですので、株価を吊り上げる必要があります。）　しかし、何かをやれば、イコール円高と言う結果が見えているだけに、日本市場にとっては痛し痒しと言うことです。

　一方日経平均株価もＦＯＭＣ後の米国市場の反応待ちで動けませんでした。　チャート的には右肩下がりのボックス相場の範疇ですので、９月１４日の安値を切ることなく推移してもらいたいと思っている今日この頃です。

　明日の日経平均株価予想は、中立です。　ＦＯＭＣの政策と円高が見合いとなり、更に再び始まる３連休を控えて手控えムードとなりそうです。

リンク