明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年9月14日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　欧州が一旦落ち着きを見せ、それを横目に何とか上で終了したと言った感じです。　決して強い印象は受けませんでした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１０円安で寄り付きました。　その後プラス圏に浮上し、８６００円を上回る場面が見られましたが、１０時を過ぎた頃から水没が始まりました。

　あれよあれよと言ううちに、株価はどんどん下げて行きます。　綺麗な右肩下がりとなり、８４３０円で底を打ちました。

　大引けも反発は見られず、安値圏で終了すると言う結果となりました。

　昨日の欧米の上昇を反映することなく下げてしまい、何となく嫌な予感がするのは私だけでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは力弱い状況ですが、結果として上昇しました。　しかしギリシア問題の決着が近いのではと言う観測から、腰の入った買いは見られなかったと推測します。　ギリシアのデフォルトは、長期間材料視されていますので、市場にある程度は折り込まれていると思いますが、１００％ではありませんし、そうなったときのユーロ通貨がどうなるか全く見えていません。　ユーロ暴落となった時・・・

　一方日経平均株価は、終値で年初来安値を更新してしまいました。　右肩下がりのボックス圏の下限に位置しています。　何もなければ反発するところですが、今夜の海外が弱ければ、ボックスを下方ブレイクしてしまいそうです。　もし、そうなれば、８０００円割れも想定しておく必要がありそうです。　Holdは危険です。

　明日の日経平均株価予想は、続落予想です。　ユーロの今後を考えると、今は株なんか買えないというのが正直なところです。

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