明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年9月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　途中まで調子が良かったのですが、しだいに値を消しマイナス圏での推移となったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物はマイナスの始まりとなりました。　オバマ大統領が４４７０億ドル規模の雇用対策を提案したことで、少し買いが入ったのか？　株価は小幅ながら戻し歩調となりました。

　午後はそれとは逆に右肩下がりとなり、寄り付き直後の本日の安値を割り込んでしまいます。

　大引けも安値引けで何とも弱々しい相場となってしまいました。

　オバマ大統領が対策を出したのですが、今のところ提案しただけで、実際に決めるのは議会です。　演説の内容も共和党に気をつかったような内容だったと伝わってきています。　さて、額面どおりに決まるのかどうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　オバマ大統領の演説は、株価には折り込まれてはいませんので、今夜の市場がどういう判断を下すのか注目の集まるところです。

　一方日経平均先物も、今夜の米国市場が気になってか積極的な買いは入らず、週末でもありますので、実質様子見相場だったようです。

　本日のＳＱ値は８７３２，４９円で決まり、日経平均株価は、終値で、このＳＱ値を上回ったあたりは、底堅いと言っても良いのかも知れません。（日経平均先物は、配当落ち分のマイナスを含んでいますので、ＳＱ値との比較はできません。）

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　今夜の米国市場はオバマ大統領の演説を好感して上昇するのではないでしょうか。　景気対策の規模は、当初３０００億ドル程度の規模が予想されていましたので、オバマ米大統領が提案した４４７０億ドルは結構インパクトのある数字のように思えます。　市場は実際の数字がどうこうと言うより、事前予想と比較して動くことが多いのはご存知の通りです。

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