明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年9月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に休場だったのですが、欧州が大荒れの状況で、各国株価指数は大幅に下げてしまいました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は、窓を空けての下落の始まりとなりました。　その後は横ばいです。　

　午後は現物の後場寄りと同時に下方に動きます。　先物主導と言うのは良くあるのですが、今日は現物主導だったような感じです。　現物を外す動きに先物は耐えられず、２時頃には８６００円をも割り込んでしまいました。

　大引けにかけては安値圏でのもみ合いとなり、そのまま終了しました。

　為替も円高で、株式市場が終わった今でも円高の流れとなっています。　安住新財務大臣がどう対処するのか、お手並みを拝見したいところです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは休場で、おとなしい始まりを想定していたのですが、欧州株が大きく下げてしまい、先行き真っ暗の状況です。　

　一方日経平均先物も終値で年初来安値を更新してしまいました。　震災直後のザラ場での安値までは少し距離はありますが、パニック時に付けた価格ですので、比べる意味が無いかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、続落です。　今夜の米国市場は下落が予想できますので、明日の日経平均には期待できません。

　では、そのＮＹダウはどうなのかと言うと、直近の高値がその前の高値を上回っていますので、今のところ上昇トレンドです。　しかし、下値支持線を割り込むと、上昇トレンドを否定することになりますので、上昇トレンドが崩れることになります。　上昇トレンドを維持する為の下値の限度は１１０５０ドル付近ですので、なんとか踏ん張って欲しいものです。

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