明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年9月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　力強さがあると言うよりは、週末に控えた雇用統計にらみの値動きだった印象です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は９０００円を上回って寄り付きました。　その後も堅調な値動きで、もみ合う時間帯を挟み更に上昇し、９１００円までありました。　為替が円安方向に動いていたのも追い風となったようです。

　午後も堅調な値動きで、高値圏でもみ合います。　２時を過ぎると若干売り物に押されますが、大きく値を崩すことは無く、おとなしい大引けとなりました。

　今日から９月相場が始まりました。　８月はよく荒れましたので、９月は復活相場を期待したいと思います。

　ちなみに日経平均株価の昨年の９月は月足陽線でした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは雇用統計を気にする値動きでした。　ADP雇用者数は予想の範疇と言うことで、Neutralだったと思います。　最近ADPと雇用統計の数字が合わないことが多いので、油断は禁物です。

　一方日経平均先物は、２５日移動平均線に迫る動きで、強い印象を受けました。　しかし、米国しだいと言う環境は何も変わってはいませんので、何度も言いますが、週末の雇用統計が気になります。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでのもみ合いを予想します。　今夜の米国市場は雇用統計発表前日と言うことで、上にも下にも値幅が出ないことが予想できます。　米国が足踏みならば日本も足踏みとなるでしょう。

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