明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年8月29日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　バーナンキ議長はＱＥ３については触れなかったものの、懐刀は持ってるよと言うような内容だったようです。　これが良かったのか？悪かったのか？　結果として株価が上昇しましたので、前者の方なのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物はNeutralの始まりとなりました。　その後一旦上昇するのですが、突然の売りに押されマイナス圏へ沈みます。　しかし、それが下値となり右肩上がりの展開へと移行します。

　午後も堅調な相場が続きますが、民主党代表選挙で、１回目の投票結果が出たとたんに値崩れを起こしました。　海江田さんや野田さんではダメだと言うことなのでしょうか？

　決選投票の結果、野田さんが新代表に選出されても株は買われず、むしろ下落するような流れとなりました。

　大引けは少し戻して終了しました。

　民主党代表選挙はいつも小沢か反小沢かと言う構図になりますが、小沢派は連敗と言う結果です。　小沢さんの求心力はずいぶん低下したような感じですね。

　野田新首相がどこまでリーダーシップを発揮して日本丸を良い方向に導けるのか？　増税と為替を見守る新首相です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、ひとまずイベントを通過したようです。　まだ方向性が出た訳ではありませんが、下値は固まりつつあるのではないでしょうか。

　一方日経平均先物も、徐々に上値を追うような値動きになってきました。　こちらも一旦下値を確認した感じです。　後は野田さんの手腕に注目です。

　明日の日経平均株価予想は、続伸予想です。　大きく上げる材料は何もありませんが、首相が交代したことで、政策が前に進むと言う期待で一週間ぐらいは持つのではないでしょうか。

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