明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年8月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく上昇しました。　これが米国株復活の狼煙なのか？　もう少し見たいところです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は８８００円を上回る寄り付きとなりました。　その後一旦下げて再び上昇し、高値を取るのですが、それが鬼より怖い一文新値となり、株価は下を向いてしまいます。

　１１時の現物の前引けの頃にはマイナスとなり、米株上昇の追い風は止んでしまったようです。

　午後も水面下の浅いところでのもみ合いが続きますが、２時頃から株価は一段安となり、安いところでは、８６１０円まで下落してしまいました。

　大引けも安値付近での着地となり、米国とは対照的な結果となってしまいました。

　昨日の米国株は大幅上昇したのですが、何故上げたのか理由がはっきりしないと言う論調があちらこちらで囁かれていましたが、私は日経平均が何故下げたのか？理解に苦しむところです。　為替？　国債格付け？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　９日の安値が１番底だとしたら、今回が２番底で、これから上に向かうような形に見えなくもないのですが、実際のところはバーナンキ公演待ちなので、動き辛いはずです。

　一方日経平均先物は何故か下げてしまいました。　これが国債の格付け引き下げによるものならば、朝から下げなくてはならなかったはずです。　しかし、９時から１時間ほどはプラスを保っていたので説明がつきません。　では、為替の高止まり？　それとも民主党代表選挙？　どちらにしても難しい相場です。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなレベルでのもみ合いを予想します。　米国の昨日の上昇が間違っていたと仮定するならば、本日上昇しなかった日経平均が正しいと言うことになり、Neutralと言う予想となります。　逆に米国株続伸となれば日経平均爆上げの可能性もありますが、確立は低いでしょうね。

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