明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年8月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく下落してしまいました。　寄付きから一気に下げ、その後も反発らしい動きはありませんでした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物も大きく下落しての始まりとなりました。　寄り付き後は横ばいの動きで、８８００円を下回るところでのもみ合いが続きます。

　午後も基本的には午前の地合いを引き継いだ相場が続くのですが、２時を過ぎた頃から売りが優勢となり、相場が下を向いてしまいます。　来週まで持ち越すのは危険と言う考えが勝ったようです。　そしてとどめは地震です。　午後２時３６分ごろ、福島県沖を震源とする強い地震があったようです。　津波注意報まで出てしまい、買いの手が引っ込み、安値圏で大引けとなりました。

　この時間帯の地震には、敏感になりますよね。　しかも金曜日です。

　泣きっ面に蜂といった本日の相場でした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは想定以上に下げてしまいました。　先週の乱高下した相場と値幅は匹敵するのですが、出来高は約半分ぐらいだったことから、感情的な売りが出たと言うより、寄り付きの大きな売りの後は様子見だったようです。　どうしても売らなければならない玉が切れれば、株価は自然と浮いてきますので、あとどのぐらいの量の売り玉が残っているのか気になるところです。

　一方日経平均先物は、いつものように米国にお付き合いですが、ＮＹダウ（－３.８２％）、ナスダック（-５.５１％）に比べ、日経平均先物（－２．５７％）、日経平均株価（－２．５１％）だったことから米国に比べると、底堅い動きなのかも知れません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、下落予想です。　昨日の米国の下げ幅が大きかったことで、投資家（買い方）のモチベーションが下がってしまっている可能性が高いと思います。　今夜の米国市場は様子見が予想されますので、来週月曜日の追い風とはなりそうにありません。

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