明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年8月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大暴落してしまいました。　引け前に少し戻す場面もありましたが、もう一度売り直され安値圏で引けました。　出来高は多く、かなり感情的な下げのように感じました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は米国同様暴落の始まりとなりました。　寄り付き後も下げは止まらず８６５０円まで下落しました。

　午後はしだいに買いが優勢となり、戻しに入る展開となりました。　順調な右肩上がりで、９０００円の高値引けで終了しました。

　日銀によるＥＴＦの買い支えがあった可能性も高いのですが、出来高も多く、下髭の長い大陽線が出現しましたので、今日の前場がセリングクライマックスだったのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは「まさか、ここまで？」と言うような下落幅が出てしまいました。　ＮＹダウ・ナスダックの２５日移動平均線との乖離率はそれぞれ－12.03、－14.51で、通常±５前後で止まると言われていますので、これは異常値としか思えません。

　一方日経平均先物も今日の午前中までは米国にお付き合いし、こちらも米国同様行き過ぎだったと思います。　しかし、午後からは少し違った動きに見えました。　「落ちてくる短剣を素手で掴むと怪我をする」と言われていますが、その短剣も落ちきって「コツン！」と言う音がしたような感じです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　昨日一日早く上昇予想をし、大ハズレとなってしまいましたが、今度こそ反転するでしょう。　仮にこの予想がはずれ、下落したらそこが天与の買い場となるでしょう。

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