明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年8月5日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共にひどい下げ方で年初来安値となってしまいました。　売りが売りを呼び、感情的になってしまった感じです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大幅下落は免れず、大きな窓を空けて寄り付きました。　国内要因で下げた訳ではないので、その後は横ばいです。

　政治のごたごたは、いつもの事なので誰も気にせず、米国が下げたから一緒になって下げ、更には今夜の米国雇用統計が気になるので動けないと言う状態です。

　昨日介入により８０円付近にまで戻した為替もジリジリと再度円高方向に動く始末です。

　東証一部の値上がり銘柄は、僅か６９銘柄の全面安状態で、買い方さんにとって踏んだり蹴ったりの週末となってしまいました。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく下落しましたが、ここまで急落しなければならないほどの材料はどこを探しても無いような気がします。　米国の景気後退や、欧州の債務問題は、以前から分かっているので、ショック安的な材料にはなりにくいと思います。　それ以外にもっと怖い材料が隠れているのでしょうか？

　一方日経平均先物も米国にお付き合いし、大幅安となってしまいました。　米国の５１番目の州なので仕方が無いのかも知れません。

　しかしこれで日米共に買いシグナルがたくさん点灯しました。　下げたことを悲しむのではなく、反撃開始の準備が整ったと考えたいものです。　日銀も景気判断を引き上げたようですし。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　しかし、上昇を予想する材料はありません。　今夜の米雇用統計も控えていますので、予想はしないほうが良いと思いますが、下げ過ぎの反動とイベント通過に期待しています。

　万一、月曜日に大きく下げれば、逆張りの打診買いも面白いのではないでしょうか。

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