明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年8月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　一日を通してマイナス圏で推移する時間帯も多かったのですが、結果としてプラスで戻ってきました。　ここまで一気に下げてきましたので、そう簡単にマインドは変わらないと言うことかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　しかしそれも長続きはせず、マイナス圏での推移となりました。

　１０時頃の事です。　突然上昇が始まります。　為替介入です。　単独介入と言うことで、効き目はどれくらいあるのか分かりませんが、円安の流れは続きました。

　日経平均先物はと言うと、何故か途中で止まってしまい、午後からは値を消す展開となりました。

　大引けは何とかプラスでしたが、物足りなさの残る値動きです。

　日銀の為替介入や金融緩和、日立と三菱重工の合併の話題も出てきて、なんとなくあわただしい一日でした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは辛うじてプラスとなり、とりあえず一旦底を打ったようです。　ＡＤＰの雇用統計も改善していたようで、少し明るくなったのかも知れません。　後は週末の雇用統計です。　最近ＡＤＰとは逆の数字が出てきていますので、やはり警戒は必要です。

　一方日経平均先物は、円安の流れができたにもかかわらず、ほとんど上がりませんでした。　為替より雇用統計が気になると言うことかも知れません。　そうなると日経平均が動くのは来週までお預けなのでしょうね。

　今夜の米国市場は上昇すると見ていますので、明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ただし、米国の上昇分だけで、膠着相場となりそうです。

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