明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年8月2日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　昨日気にしていた米国景気の悪化の方がクローズアップされたようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりとなりました。　昨日勇み足で上げた分をほぼ失くしてしまったようです。

　その後は横ばいで、９８５０円を挟んでの展開となります。

　午後も同じような状況が続きます。　日銀によるＥＴＦ買いが入るかも知れないということから、売り叩く事もできず、かと言って期待感から買いが入ることも無く、方向性の無い状況が終日続きました。

　米国人にとって、米国債の債務不履行で海外に迷惑をかける事より、国内景気の方が大切だったようです。　そりゃそうかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落し、底が見えない状態になってきました。　ＮＹダウは一目均衡表の雲を下抜けてしまいましたので、下方向へ加速する可能性も出てきました。

　一方日経平均先物も昨日の上げ幅を帳消しにし、先行きが怪しくなってきました。　こちらは米国頼みですので、米国が上がらないとどうにもなりません。　おまけに円高も重石となっています。

　明日の日経平均株価予想は、続落予想です。　大きくは下げないとは思いますが、期待は持てないでしょう。

　週末に米国雇用統計が控えていますので、それまでは買いは入りにくい状況が続きそうです。

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