明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年7月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく下落してしまいました。　米国債上限引き上げができないと言うことを折り込みに行く動きです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく下落して始まりました。　日本国内の材料ではないので、その後は横ばいとなります。

　午後も横ばいとなるのですが、１時を過ぎた頃に売り仕掛けが出ました。　ストップロスを巻き込んで９８５０円まで下落しますが、それ以上は売りが続かず、しだいに戻してゆく動きとなり、大引けは９９００円で終了しました。

　大きく下げた日は日銀によるＥＴＦ買いが入る可能性もあったのですが、今日のところはどうだったのでしょう？

　どちらにしてもチャートは崩れ、先行きに暗雲が垂れ込めたことには違いはありません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく下落し、上昇トレンドが壊れてしまいました。　米国がデフォルトする日が近づいていると仮定すると、しかたの無い動きなのですが、そんなことをしたらリーマンショックどころの話ではなくなることは議会も分かっています。　上限を引き上げること自体には民主党も共和党も賛成なのですが、短期なのか？長期なのか？　落としどころが難しいようです。　日本同様ねじれ国会ですので、相手の顔を立てるのも大変です。

　一方日経平均先物もチャートが崩れ上昇トレンドが否定されてしまいました。　ただ、この辺りから下はなかなか売り込みにくいレベルですので、売りも買いも難しいところです。

　明日の日経平均株価予想は、様子見姿勢が強く、今日と同じぐらいのレベルでの小動きを予想します。　米国もそろそろ止めないとオバマさんの再選がなくなります。

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