明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年7月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　ナスダックは戻った時間帯があったのですが、引けにかけて売られる状況だったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は何故か小幅高で寄り付きます。　ＣＭＥが下げなかったことが一因だとは思いますが、ＮＹダウやナスダックが下げているのに日経平均先物が下げないのは不可解な動きです。　今後の動きを暗示しているのでしょうか？

　その後瞬間的にマイナスになる場面もありましたが、概ねプラス圏での推移が続きます。

　午後からは一段高の動きとなり、１０１００円を上回る高値圏でのもみ合いが続きます。

　大引けにかけては少し売られましたが、強い印象の一日でした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しましたが、米国債の上限引き上げ問題の期限が迫っているので仕方の無いところでしょう。　今週はこの材料で売り方の攻撃があるかも知れませんが、米国は日本と違って大人の政治家が多いので、どこか落としどころを見つけて何も無かったように８月２日を通過することができると思います。

　一方日経平均先物は、米国株下落に付き合わず、強い動きとなっています。　現物の日経平均株価のチャートを見てみると、一昨日に窓を空けて上昇し、昨日その窓を埋めて、本日は反転上昇する理想的なチャートのように見えます。　今後２２日の高値を抜くことができれば８日の震災後の最高値に挑戦と言う運びとなりそうです。　下図のように三角保ちあいのようにも見えますので、何とか上抜けて欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想は、続伸予想です。　米国市場が微妙なところなのですが、米国Neutralならば日経平均は上昇と見ても良いのではないでしょうか。

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